オーチャード・バイオ株式会社(本社:兵庫県神戸市、社長:篠塚健一)は、アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:安川健司、以下「アステラス製薬」)と新たなhAP細胞(Holding Active Pharmaceutical ingredient cell) に関する共同研究契約を2021年12月に締結致しましたのでお知らせ致します。

hAP細胞は薬剤と細胞を組み合わせたハイブリッド再生医療製品で、薬剤は予め生体吸収性ポリマーPLGA( Poly Lactic-co-Glycolic Acid)ナノ粒子に封入させ、細胞に取り込ませます。体内に投与すると、hAP細胞が損傷部位に集積し、細胞本来の治癒能力を発揮するとともに薬剤を放出します。共同研究ではアステラス製薬より提供された薬剤と動物脂肪幹細胞を組み合わせたhAP細胞の前臨床研究を行います。

この度の共同研究を通して、当社のhAP細胞の可能性をさらに広げて参ります。